単なる歴史の一駒で、おおよそ今の自分とは程遠いもののように感じてしまいますが、そこには自分と同じ一人の人間が確かに存在するわけです。

きっと当事者達は歴史の一駒になろうなんて、思ってはいないでしょう。その時々を、時代を懸命に生きた、そんな証拠写真のような気がするんです。

どの写真も極めて貴重で、そして人間らしい写真だと思いませんか?

どんなに権力や名声があろうと、お金や地位があろうと、被写体は一人の人間にすぎないわけで、その意味では私たちと何も変わることはないはずです。だからこそ、どれも、極めて人間臭い感じがするんですね。

そうやって、1分1秒を積み重ねて今の時代があるような、そんな物を言わないけれど力強い主張を感じます。そしてきっとそれは、今を生きる私たちの自信につながるはずです。