昭和初期のカラー映像シリーズをお届けいたします。現存する日本で最も古いカラー映画の作品を通じて、当時(昭和15年)の日本の状況を伝えています。

昭和15年と言えば、日中戦争が始まった年で、太平洋戦争突入の前年に当たります。

当時はまだ、東京の街には華やかさが残っていましたが、それも徐々に戦争の色を帯びてきます。

国内は昭和初期の金融恐慌から立ち直り、軍需景気によって経済の好調が続いていました。しかし、それは資源の輸入に頼った「特需」であって、この直後、対日輸出を全面的に禁止するアメリカによって、急激に悪化します。

そのことが、日本を太平洋戦争に走らせた最大の要因であることは、言うまでもありません。